デジタルマイクロスコープを購入しました。拡大画像のサンプルとセットアップについて記載します。
スコープスタンドを購入しました。組み合わせて使ってみます。
記事の内容
半田の仕上がり確認にデジタルマイクロスコープを購入しました。
主な記事の内容は
・最大拡大と最小拡大の画像
・セットアップ(Windows、Android端末)
こんな方におすすめ
・数㎜未満のサイズの小さな部品や文字を確認したい方
Digital Microscope
簡単紹介(Digital Microscope)

購入したのはこちらのマイクロスコープです。
品名、型番は載っていません。

本体、スタンドのほかTypeC変換アダプタ、マニュアル、CDがあります。
Windows10環境とAndroidスマホで使用しましたが、CDを使わなくても製品を使用できます。

商品紹介では細胞を撮影している様子が映っているものがありましたが、お肌の角質が確認できる程度です。
別売スタンド

Ali Expressで\1,200程度(送料込み)で購入しました。
箱の絵から専用設計品にも見えます。
組み立ては支柱をはめ込むだけです。
後はDigitalMicroscopeをセットすればすぐ使えます。

外観

使ってみた
◆使ってみた
XPT2046を交換した時の画像です。
TSSOP-16 0.65mmピッチの仕上がり確認がとても楽です。

◆焦点距離と撮影範囲
対象物に最も近づけた時と、ピントを合わせられる最も離れた時の距離と撮影画像です。
最短距離ではガイドが対象物に接触しています。
この時の撮影範囲は4mm程度です。
最長距離では対象物との距離は約35mmでした。
この時の撮影範囲は約10mm程度です。

◆スタンド
付属のスタンドは背が低いので対象物と距離が取れません。
懐も無いので対象物を垂直で観察するときには使いにくいです。
軽い土台があると使えます。

こちらは別売のスタンドです。
垂直撮影のみですが高さの調整が安定します。
距離調整ダイヤルが結構固めで、片側のダイヤルだけで回すと折れそうです。
背面に高さ固定用のネジがありますが、使わなくても十分動かない。

このスタンドはチルトできません。
付属のスタンドはチルトできるので、状況に合わせた組み合わせが有効です。

まとめ
GOOD
狭小物の確認がとても楽。
WindowsPC(Windows10)ではドライバインストール不要で使用できる。
スマートフォン(Android)でも使用できる。
BAD
付属のスタンドは自由度がなく、底上げしないと低い倍率が使用できない。
ピント合わせがシビア。
そのほか
<1mmの確認が本当に楽になりました。
拡大した画像を撮影して残すことができる点もよいです。
光量調整ダイヤルで光量の調整ができますが、Windowsカメラアプリ側で調整されてしまうのでほとんどOFF/ONの違いしかありません。
準備
Windows10 PCにはUSBコネクタを接続することで使用できます。
アプリケーションはWindows標準の「カメラアプリ」を使用しました。
ドライバ等特別にインストール不要で使用できました。
USBコネクタはTypeAがMicroBに変形します。
付属のTypeC変換アダプタを使用することでスマートフォンに接続して撮影ができました。

Windowsではカメラアプリを使用しました。
下図は使用中の画面キャプチャです。
画面右のカメラアイコンをクリックすることで撮影ができます。

スマートフォンでは「USBカメラ」アプリを使用しました。
特別な設定不要ですぐ使えます。
